制汗スプレーは危険!?乳がんや肌荒れの原因になるって本当?
乳がんの原因になる?
欧米の医学専門家から、「一般に使われている制汗剤が、がんを誘発する可能性がある」という発表があり、その真偽がネット上でも話題になっています。
結論から言うと、これを裏付ける実験データはまだない様ですが、調査では、制汗剤を頻繁に使用する女性の体内に、多量のアルミニウムが蓄積されている事実があるそうです。
欧米では制汗剤と乳がんの関連性が多く研究されていて、以下の様な発表があります。
- 脇の下は乳房に最も近いので、そこに高密度で使用される制汗剤(塩化アルミニウム)が原因なのではないか
参考: 応用毒物学のジャーナルで発表された2012年調査 - 「腋毛を剃る事と制汗剤や消臭剤の脇への使用」この二つが揃い、若年性での乳がん発症の可能性
参考:2009年の研究発表「脇の下制汗剤・消臭剤と乳がん」
これが正しいのかどうかは確実な結果が出ていないようですが、疑いがある、という事は事実のようですね。
肌荒れの原因になる?
塩化アルミニウムは汗腺を塞いで、汗そのものが出てくるのを抑える働きがあります。
ただ、それと同時に皮膚の荒れやかゆみ、かぶれと言った副作用を起こす恐れもあるようです。
最近は塩化アルミニウムだけではなく、銀イオンを含む制汗剤も増えていて、銀イオンは殺菌力と消臭力に優れている一方で、金属アレルギーを起こす例もあるそうです。
塩化アルミニウムにしても、銀イオンにしても、元々は身体の機能として汗腺から排出しようとしている汗を身体に留めておくことは、排泄物や老廃物を体内にとどめることになり、体臭が更に強くなる恐れもあるそう。
これは気になる事実ですね。
次ページでは、「安心して汗の臭い対策をしたい!」そんな方におすすめの自然派レシピをご紹介します。