doTERRA(ドテラ)のアロマはネットワークビジネスなのか?
ドテラはネットワークビジネス?
端的に言うと、ドテラはアロマオイルを中心にサプリメントや化粧品を販売しているネットワークビジネス会社のようです。
※ネットワークビジネスは違法ではありません。
ドテラのホームページを見てみると、このようにありました。
人それぞれのエッセンシャルオイルの体験を最も活かすために、ドテラは直接販売(ダイレクトセリング)というビジネスモデルを採用することで、マスマーケティングとは対照的にディストリビューターがお客様に直接働きかけることができるのです。
参照:ドテラジャパンホームページ
一般的な商品販売の様に、CMなどの広告宣伝はせずに、購入した人が直接周りの方に商品の良さを伝えまた購入してもらう。そしてさらにその購入者が周囲に宣伝し。。<つづく>という俗にいうねずみ講というマルチ商法とよく似た販売構造で、ドテラ社としてもネットワークビジネスを公言している様です。
一方、ドテラにはこのような素晴らしいこだわりもあるようです。
一般的にアロマオイルの生産者は貧しく、メーカーから安い値段で買い叩かれています。
しかし、ドテラ社は生産地を買い占めることなく正当な支払いをし、生産者をサポートしています。
そして、地元の生産者に生態系に悪い影響を与えず、植物が持つ力を存分に発揮出来るように技術指導をし、CPTGの基準に添うエッセンシャルオイルを生産してもらっています。
利益優先になるのを防ぐために徹底的にこだわり「基準に満たなければ製品にしない」こだわりがあります。
素晴らしい理念が一部の販売員の方の宣伝方法のためにかすんでしまうのはとても残念ですね。
ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスとは、口コミによって商品を広げていく「マルチ・レベル・マーケティング(MLM)」という仕組みを用いたビジネスのことです。購入者を販売員として勧誘し、販売員になるとさらに別の人を販売員として勧誘していくビジネスモデルで、ピラミッドのような構造になっています。
参照:ビジネス心理学
ドテラの評判や被害の口コミは?
まじめにルールを守り、節度のある販売活動をしている方もいらっしゃるのだと思いますが、一部の会員による悪質な勧誘が評判を悪くさせているようです。
⚠️注意⚠️
味噌作りの季節
味噌作りお教室に行ってみたら…体調不良や病気の原因は「ミネラル不足」と不安を煽りだし、ドテラのミネラルの話に…
値段は1万とお高め。
だけど会員になれば6000円ぐらいで買えてお得だからなってみた。お教室に行ったつもりがマルチ商法勧誘だった😱
これ違法です‼️
— Emi (@Emi_kazoku) January 16, 2020
Twitter以外のネットの口コミを見てみると、残念ながらこういったコメントも多く見受けられます。
「古くからの友人に強くすすめら、断りきれずに入ってしまった。しかし、製品は使用しないまま放置」
「健康志向の知人がはまってる 。子どもが水ぼうそうの時も「医者に行かずアロマで治した」とか言っていたけど、子供がかわいそう」
「ドテラは「体に良い」って信じている友人に、私が飲んている水にレモンのオイルを勝手に入れられた。挙句の果てには、私が注文した紅茶にも入れようとした」
良いものと思ってお友達に勧めたくなるのは分かりますが、飲用を無理にすすめられるのは困りますね。
ドテラ精油の効果は?
ドテラ精油の効果に対する口コミは?
それではドテラ精油には効果は無いのでしょうか?
ネットの口コミを色々と見てみましたが、会員の方からの良いコメントや、ネットワークビジネスやマルチ商法に対するアンチの方の悪いコメントもあり、口コミだけでドテラ精油の効果を判断するのは難しいですね。
ただ、飲用や皮膚塗布ができると謳っているドテラですから、精油はメディカルグレードともいえる品質の確かなものである必要があります。
ドテラ精油の成分分析表の調べ方
精油の品質を見極める方法として、以下の情報が精油ごとに明記されているかを確認する方法があります。
- 100%天然精油(エッセンシャルオイル)
- 農薬不使用
- 防腐剤不使用
- 成分分析表が精油ごとに添付されている
- 学名、採油部位、保証期間等の情報がラベル、パッケージ、添付など明記されている
ドテラ精油には品質を保証する成分表は付いているのでしょうか?
ドテラ社の成分分析表確認サイト
ドテラ社では、ボトルの蓋に記載されているロットナンバー(精油ごとの品質管理番号)を入力すると、成分分析表が確認できる検索サイトがあるそうです。
精油の蓋にあるロット番号
成分分析表は一般には気にされない方もいらっしゃるかもしれませんが、成分の意味が分かれば、皮膚刺激や光毒性などの注意しなくてはいけない成分が含まれる精油かどうかの判断ができます。
ペーパーレスで、便利ですね。
分析表がないよりもあるに越したことはありませんが、穿った見方をすると、ドテラ社自社でデータを構成・更新できてしまうので、分析表の信頼性については一概に判断し難いところもあります。
例えば、ベルギーに本社を置くPRANAROM社の精油は、日本に輸入した後に、日本の厚生省指定機関である健草医学舎(第三者機関)で分析された分析表が添付されているため、とても信頼性が高い精油と言えます。
(わたしは別にPRANAROM社の人間でも回し者でもありません。)
とは言え、特段ドテラ社の精油の品質が悪いという根拠は全くありません。
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