ウィンターグリーンの天然精油に含まれる芳香成分は痛み止めで有名です。
芳香成分のほとんどを占める「サリチル酸メチル」という成分はサロンパスなどの有効成分としても有名ですね。
ウィンターグリーンの芳香成分はなんと!99%がこのサリチル酸メチルなんです。
香りはまさに湿布のイメージそのもの!
もちろんこれは合成のアロマオイルではなく、PRANAROM社製の様なメディカルグレードの天然精油のことですので、なんでもかんでもと言うわけではありませんので注意してくださいね。
▽ウィンターグリーン精油
※2020年1月18日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月24日に再度公開しました。
ウィンターグリーンの基本情報
古くからネイティブアメリカンが痛み止めの植物として使用していたとされるなど、痙攣を抑えたり、筋肉痛などの鎮痛剤として使われてきました。
塗布の際は原液ではなくジェルなどに混ぜて痛みのある部分に塗ります。
メントール系のさわやかな香りで、歯磨き粉やアメ・ガムなどのフレーバーにも使われます。
主に中国やカナダで生産されています。
▽ティートゥリー精油とウィンターグリーン精油の天然さわやか歯磨き粉
精油名 | ウィンターグリーン |
学名 | Gaultheria procumbens |
科名 | ツツジ科 |
蒸留部位 | 葉 |
主な産地 | 中国、カナダ |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
植物の特徴
ツツジ科の常緑低木で、北アメリカが原産です。主に中国、カナダで生産されています。
痛み止めに効果抜群!ウィンターグリーン精油の主成分と効果効能
![](https://susanblog.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
主要成分(類) | 主要成分 | 作用 | ||
99% | エステル | 99% | サリチル酸メチル | 肝細胞再生 腎機能強壮(促進) 鎮痛、鎮静 |
湿布薬等に含まれるアスピリンと同じ効果の鎮痛・鎮静・抗炎症作用を持ちます。
香りを楽しむアロマセラピーでは、湿布薬の香りから使用されませんが、「良薬口に苦し」と言うように、刺激の高い成分をもつ精油には薬理効果も高い場合が多く、安全な知識を持つことで効果の期待できる精油です。
化学薬品とは違い、植物由来のものなので、刺激と言っても理解して使用すれば身体に優しく素晴らしい効果があります。抗菌力はあまりありません。
但し、精油は必ずメディカルグレードのものを使用してください。
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ウィンターグリーン精油を使ったブレンドレシピ
頭痛対策レシピ
片頭痛タイプと緊張性タイプ、タイプごとの頭痛対策レシピです。
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注意が必要な事
ドーピングに適合
48時間で排出されるので競技会などの2日前から使用できません。
アスピリンアレルギー
アスピリンはサリチル酸を無水酢酸によりアセチル化して得る。
メディカルグレードのウィンターグリーン精油
この様な薬効は香りだけを再現した合成のアロマオイルには含まれていません。
薬効成分は100%天然の精油(エッセンシャルオイル)に含まれていて、身体に塗る以上は農薬や防腐剤などが含まれない、メディカルグレードの精油を使う必要があります。
メディカルアロマテラピーのレシピに使える精油の選び方については、こちらの記事もどうぞ。
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