ネロリ精油(アロマオイル)の効果効能とは|香水にも使われる人気の香り?

  • 2020年2月19日
  • 2021年6月9日
  • ナ行

今回はネロリ精油(アロマオイル)の効果効能について紐解いていきたいと思います。

 

ネロリはビターオレンジの木に咲く花から採れる精油です。

 

柑橘系のさわやかな香りと、花の香りを合わせ持ち、その素晴らしい香りから、高級香水や化粧品の原料としても使われる人気の香りなんです。

 

ネロリ精油の成分分析

 

関連記事

今回は精油で作る、簡単な香水の作り方をご紹介します。市販されている合成香料で作られた香水は、香りが強く、長い間香るのが良いところですが、合成香料の香りが苦手な方にはきつく感じることもありますよね。天然のアロマオイル([…]

香水の簡単な作り方|精油(アロマ)で花束の様な香り?材料やおすすめブレンドレシピも紹介!

 

精油は採油部位に応じて含有成分が変わるのですが、ネロリはとても良い例で、ビターオレンジの木から採れる精油でも、採油部位に応じて以下の精油名になりますよ。

 

採油部位精油名
ネロリ
プチグレン
果皮ビターオレンジ

 

それではビターオレンジの花から採れる精油、ネロリの薬効成分について紐解いていきましょう!

 

※2020年2月19日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年3月21日に再度公開しました。

 

 

ネロリの効果効能とは?

植物の特徴|香水にも使われる人気の香り

 

植物はミカン属の常緑樹で、もともとはインドやヒマラヤが産地でしたが、日本・中国・ヨーロッパへも広がっています。

 

花を咲かせるのには4年ほどかかり、栽培にも時間がかかるので、天然のネロリ精油は、その材料費から価格も高くなります。

 

精油名ネロリ
学名Citrus aurantium
科名ミカン科
蒸留部位
主な産地チュニジア、モロッコ、イタリア
抽出方法水蒸気蒸留法

 

ネロリの薬効成分を徹底調査!

 

ネロリは柑橘系の植物の花ですが、光毒性(*1)はなく、日中でも安心して使える精油です。

 

関連記事

レモンやベルガモットなど、柑橘系の精油に含まれる「フロクマリン」という成分。「柑橘系の精油には光毒性があり使用には注意が必要」こんな言葉を聞いたことはありませんか?そもそも光毒性(ひかりどくせい)ってどんなものでしょ[…]

光毒性のある精油(アロマオイル)とは?食べ物や化粧品にも!?皮膚炎になる成分と読み方も知りたい!

 

*1光毒性とは
柑橘系の精油にはフロクマリンという成分が含まれ、この成分が紫外線に当たるとシミの原因になってしまいます。使用する時は「夜間に使用する」「紫外線に当たらないように使用する」等の配慮が必要です。
50% モノテルペンアルコール40% リナロール
・鎮静
 2% ネロール
・皮膚弾力回復
40% モノテルペン炭化水素15% リモネン
・鎮静、肝細胞再生、腎機能促進
15% β-ピネン
・強壮
・コーチゾン様
・大脳活性
・抗痙攣
・去痰
・抗菌
 5% trans-β-オシメン
5% エステル 5% 酢酸リナリル
・鎮痛・鎮静

 

ネロリにはいろいろな薬効成分が入っていますが、成分ごとに、より含有量の多い他の精油を使うことが多く、主にその素晴らしい香りから、香水など、香りの効果を求めて使われる精油です。

 

  • 鎮静作用(リナロール)が40%含まれる。
  • 皮膚弾力回復作用のネロールは2%と多くないので、美容にはパルマローザが使われる。

 

精油を使った香水の作り方

 

ネロリは、柑橘系のさわやかな香りと花の香りを合わせ持ち、その素晴らしい香りから、高級香水や化粧品の原料としても使われる人気の香りです。

 

精油を使った香水の作り方はとても簡単なので、是非お試しください。

 

関連記事

今回は精油で作る、簡単な香水の作り方をご紹介します。市販されている合成香料で作られた香水は、香りが強く、長い間香るのが良いところですが、合成香料の香りが苦手な方にはきつく感じることもありますよね。天然のアロマオイル([…]

香水の簡単な作り方|精油(アロマ)で花束の様な香り?材料やおすすめブレンドレシピも紹介!