今回は抗菌力がとっても頼りになるクローブをご紹介します。クローブ精油(エッセンシャルオイル)の効能ってすごいんです。
天然精油のクローブに約80%含まれるオイゲノールは、皮膚刺激がある反面、「良薬口に苦し」とも言うように、
- 強い抗菌力
- 局所麻酔
- 瘢痕形成
- 抗真菌
- 抗感染
と、とても薬効の多い精油です。
刺激があるので副作用や禁忌が色々あるのか?と思われがちですが、信頼のできるメディカルグレードの精油を使い、使用法を理解すれば怖がることはありません!
特に「歯医者さんの精油」と言われるほど、歯科では歯痛や局所麻酔にも使われていて、女性男性問わずお口のトラブルにはおすすめの精油です。
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クローブについて
クローブって聞いたことはありますか?実は私はメディカルアロマを知るまでは知らなかった植物でした!
スパイスを使ったお料理をされる方は使ったことがあるかもしれませんね。
スパイスで使用するクローブはつぼみを乾燥させたもので、精油もつぼみから採取しています。
クローブ精油の効果効能
クローブは独特の強い香りがあり、香りでは好き嫌いの別れる精油です。
歯医者さんで使用されていたため、嗅ぐと
「昔の歯医者さんで嗅いだことがある!」
と記憶を呼び起こす方もいますよ。
クローブの抗菌力は、過去にヨーロッパを中心に人類に壊滅的な被害をもたらしたペスト(黒死病)の際、医師が予防のためにマスクの中に入れていたことでも知られています。
気になる方はこちらの記事もどうぞ。
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成分表
主要成分(類) | 主要成分 | 作用 | ||
80% | フェノール | 80% | オイゲノール | 抗菌(強)、局所麻酔、瘢痕形成、 抗真菌、抗感染、駆虫作用 |
10% | エステル | 10% | 酢酸オイゲニル | |
10% | セスキテルペン炭化水素 | 10% | β-カリオフィレン | 健胃 |
クローブは皮膚刺激となるフェノールが80%含まれていますが、「良薬口に苦し」。
オイゲノールにはとっても強い抗菌力があり、歯医者さんの麻酔の注射の前に塗る局所麻酔などでも使われる成分です。
根治水や正露丸の成分にも入っています。
このオイゲノールの駆虫作用はペットの虫下しにも使われています。
クローブの成分まとめ
- 強い抗菌力
- 局所麻酔
- 瘢痕形成
- 抗真菌
- 抗感染
クローブを使ったメディカルアロマレシピ
クローブオイルレシピ|副作用や禁忌について
クローブの成分に含まれる抗菌、局所麻酔効果を利用して
お口のトラブルに使えるクローブオイルが作れます。
クローブは薬効が高い分皮膚刺激も強く、原液では使えないので注意してください。
クローブオイルのレシピや副作用についてはこちらの記事で詳しく説明していますのでを参考にしてくださいね。
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メディカルグレードのクローブ精油
この様な薬効は香りだけを再現した合成のアロマオイルには含まれていません。
薬効成分は100%天然の精油(エッセンシャルオイル)に含まれていて、身体に塗る以上は農薬や防腐剤などが含まれない、メディカルグレードの精油を使う必要があります。
▽クローブ精油
メディカルアロマテラピーのレシピに使える精油の選び方については、こちらの記事もどうぞ。
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