咳が止まらないのって辛いですよね。夜中に子供の咳が止まらないのもかわいそうだし、気になって眠れないもの。
かといって薬ばかりに頼らず何とかならないかしら。。。
「しょうが」は日本でも喉に良いと知られていますが、精油の成分分析をすると、やはり喉に良い成分が入っているのです!
精油を医療として活用しているフランスやベルギーでも咳止めやのどの痛みにはジンジャー(しょうが)の精油を使い、またインドの伝統療法であるアーユルヴェーダでもしょうがは喉の症状に使われるそうです。
今回は、世界中で喉の健康に良いと言われる、ジンジャー精油について、薬効成分やブレンドレシピをご紹介します!
▽ジンジャーの天然精油(無農薬・防腐剤不使用)はネットでも購入できます。
世界中で咳に効くジンジャー(しょうが)
しょうがは日本でも喉に良いと言われたり、身体を温めるために食事に入れたりなどしますね。
インドや中国でも昔から食事だけではなく医薬品として使われていたことが分かっています。
インドでは紀元前300-500年前にはすでに保存食や医薬品として使われ、中国でも論語の郷党編の中で孔子の食生活にはじかみの記述があり、紀元前650年には食用として利用されていたことが窺われる。ヨーロッパには紀元1世紀ごろには伝わっていたとされる。しかしヨーロッパは気候が栽培に向かず、産物として輸入はされたが古代ギリシア人もラテン人も料理にショウガを活用することは少なく、主に生薬として利用した。
出典:wikipedia
当たり前と言えば当たり前ですが、同じ植物には同じ成分が含まれていて、世界中で同じ効果が発見されて使われています。
その効果は精油(アロマオイル)となっても同じ。
ジンジャー精油(アロマオイル)の効果効能
それではケモタイプ精油のジンジャーにはどの様な成分が入っているのか?
ジンジャー
学名:Zingiber officinalis蒸留部医:根茎産地:インドネシア効果効能:主に咳止め効果。他に骨折時に早く骨を結合させる効果も
主要成分(類) | 主要成分 | 作用 | ||
60% | セスキテルペン炭化水素 | 30% | ジンジベレン | 消化促進・催淫 |
10% | β-セスキフェランドレン | 抗カタル | ||
25% | モノテルペン炭化水素 | 10% | カンフェン | |
10% | β-フェランドレン | 鎮咳 |
抗カタル作用とは、過剰になった粘膜(タン・鼻水など)を体外に排出させる効果のこと。
精油にもしっかり喉に良い成分が入っていることが分かりますね!
喉に良い?ジンジャー精油のブレンドレシピを教えます!
鎮咳作用(咳をしずめる)のある精油をブレンドしたレシピです。
風邪や気管支炎、喘息などが原因の子供の咳。 Susan@アロマスペシャリスト夜になるとひどくなったり、よく眠れないとかわいそうで、すぐに止めてあげたいですよね。 お母さんも子供の咳が気[…]
注意する点
- 精油は皮膚刺激があるので原液では使用しない。(一部例外あり)
- 市販のジェルは石油系のものが多いので、アロエジェルなど自然由来のジェルを使用する。
- 必ず腕の内側などでパッチテストを行ってから使用してください。
まとめ
いかがでしたか?
- ジンジャーはが昔から、世界中で喉に良い成分が使われている。
- 抗カタル、鎮咳などの他に、骨折の骨を早く治す効果も。
- ジェルは天然由来のものを使う。
乾燥の季節や花粉症の季節など、喉をいためることは1年中多いですよね。
病院へ行くほどではない時、お家でのケアにメディカルアロマが役立ちますように。