プチグレン精油(アロマ)の効能とは?香りは良いけど光毒性が心配!?ブレンドレシピも知りたい!

  • 2020年2月22日
  • 2021年6月9日
  • ハ行

プチグレンはビターオレンジという木の葉っぱから採れる精油です。

ビターオレンジから採れる精油は、花・葉・果皮とそれぞれ精油の名前が違うのが面白いですね。

 

プチグレン精油の成分表

 

採油部位精油名
ネロリ
プチグレン
果皮ビターオレンジ

 

▽プチグレンの天然精油

 

ビターオレンジの植物から採れる精油は、名前だけではなく、部位に応じて含まれる薬効成分も違い、プチグレンの主な効能には以下のものがあります。

 

  • 鎮痛・鎮静作用
  • 自律神経を安定させる
  • ペットアロマ:犬の膿皮症(皮脂分泌が悪い場合)
  • ペットアロマ:てんかん発作の前に使用する

 

今回はプチグレン精油について、効果効能、香り、光毒性があるのか?ブレンドレシピ、などなどをご紹介します!

 

 

プチグレンの効果効能

植物の特徴

プチグレンはビターオレンジと言う植物の葉の精油。

ビターオレンジはミカン属の常緑樹で、もともとはインドやヒマラヤが産地でしたが、日本・中国・ヨーロッパへも広がっています。

 

精油名プチグレン, Petitgrain
学名Citrus aurantium ssp. amara
科名ミカン科
蒸留部位
主な産地イタリア、パラグアイ、グアテマラ
抽出方法水蒸気蒸留法

 

次は薬効成分をもっと詳しく見ていきましょう。

 

プチグレンの香り

フランスではリフレッシュの香りと言われるプチグレン。

柑橘系のさわやかさ、フローラルな甘さ、木の香りなどが合わさった香りと言われています。

 

プチグレン精油の薬効成分を徹底分析

 

光毒性なし

プチグレンは柑橘系の植物の葉ですが、光毒性(*1)はなく、日中でも安心して使える精油です。

 

*1光毒性とは
柑橘系の精油にはフロクマリンという成分が含まれ、この成分が紫外線に当たるとシミの原因になってしまいます。使用する時は「夜間に使用する」「紫外線に当たらないように使用する」等の配慮が必要です。

薬効成分の含有量

55% エステル50% 酢酸リナリル
・鎮痛・鎮静
35% モノテルペンアルコール25% リナロール
・鎮静
 5% α-テルピネオール
・鎮痛
・催眠
・抗炎症
・去痰
・胆汁排出促進
・神経強化
・収斂
・抗アレルギー
・抗腐敗
・抗喘息
  • 成分は主に鎮静作用
  • 自律神経安定作用や抗菌作用があり、ニキビ治療に効果的
  • シミの原因になるフロクマリン(光毒性)なし
  • ペットアロマ:膿皮症(皮脂分泌が悪い場合)
  • ペットアロマ:てんかん発作にも使われる

 

 

プチグレンを使ったメディカルアロマレシピ

 

犬のてんかん対策レシピ

プチグレンの鎮静作用と他の精油の薬効をブレンドしたレシピです。

 

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メディカルグレードのプチグレン精油

この様な薬効は香りだけを再現した合成のアロマオイルには含まれていません。

 

100%天然の精油(エッセンシャルオイル)に含まれる薬効成分で、身体に塗る以上は農薬や防腐剤などが含まれない、メディカルグレードの精油を使う必要があります。

 

▽プチグレン精油

 

日本で手に入るメディカルグレード精油についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。

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